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台湾特許の概況と特許調査用データーベース

台湾特許の概況と特許調査用データーベース 150 150 日本アイアール株式会社

台湾

1.台湾の特許制度

台湾において、日本の特許、実用新案及び意匠に対応する言葉は、それぞれ「発明」「新型」及び「設計」であり、三者をまとめて表す場合は「専利」と言います。

台湾特許庁は「経済部知的財産局」といい、専利の管轄機関であるとともに、商標と著作権の管轄機関でもあります。

 

2.台湾専利の出願状況

台湾特許庁の統計年報によれば、2019年の専利出願の総件数は74,652件となっています。
その構成は、特許:48,268件、実用新案:17,580件、意匠:8,804件でした。

特許出願のうち、台湾籍出願人による出願は18,984件(39.3%)、外国籍出願人による出願は29,284件(60.7%)です。
そのうち上位3国は、日本(13,195件)、米国(6,341件)、中国(2,723件)となっています。

以下の図表は、最近5年間の特許出願及び審査結果についての台湾特許庁の統計資料です。

台湾特許、実用新案、意匠の最近5年間の出願件数

【図1.台湾特許、実用新案、意匠の最近5年間の出願件数】

 

特許初審案件審査結果

【図2.特許初審案件審査結果】

(出典:台湾特許庁2019年年報)

3.異議、無効審判、特許訴訟の状況

以下の表は、台湾における近年の異議、無効審判(中国語:舉發)及び特許訴訟に関する統計を示したものです。

異議、無効審判に関する統計

【表1.異議、無効審判に関する統計表】

(出典:台湾特許庁2019年年報)

民事第一審専利訴訟事件終結状況

【表2.年別の民事第一審専利訴訟事件終結状況統計表】

(出典:台湾知的財産裁判所の2020年統計資料)

4.台湾特許調査に用いるデータベース

(1)「TWPAT 中華民国専利資料検索システム(中華民國專利資訊檢索系統)

台湾特許庁が提供しているウェブサイトであり、無料で使用可能です。特許庁公式のデータベースですので、個別の出願の内容チェックや状態確認をしたい時、最も信頼性の高い情報が得られると思われます。

(2)「WEBPAT」

台湾企業が提供する台湾専用の有料プラットフォームです。中国語(簡体字、繁体字)版に加え、英語・日本語も使用可能です。検索機能が充実しており、台湾調査によく使われている定番データベースの一つです。

(3)「incoPat」

中国の「北京合享智慧科技有限公司社」が提供する有料プラットフォームです。中国語(簡体字、繁体字)版に加え英語・日本語も使用可能ですが、精度面や全ての機能を使うためには中国語版がお勧めです。簡体字と繁体字のキーワードを両方使え、検索機能も充実しており、本格的な検索に向いています。

(4)その他のDB

Google社が提供している無料データベース「Google Patents」は、中国語(繁体字)明細書のテキスト原文を迅速に機械翻訳することができ、ネイティブ以外の方が概要を把握するのには便利なツールです。ただし、データが収録されていない公報も多いため、現段階ではスクリーニング作業等でフル活用することは難しい状況となっています。

また欧州特許庁が提供している「Espacenet」もデータの収録状況に注意する必要があります。
その他、グローバルな特許検索が可能な各種商用DBにも台湾特許を収録しているものがありますが、データが完備されていないケースもよくあります。台湾特許が検索可能と表示されている場合でも、実際にどこまでのデータを収録しているのかについて、各DBベンダーさんに詳細を確認することをおススメします。

5.アイアールの台湾特許調査は?

  • 目的に応じて複数のデータベースを併用するケースが多くあります。各データベースそれぞれの優位性を生かし、ご要望に応じたアウトプット(全文資料[PDF、テキスト]、書誌事項、法律状態、審査記録、パテントファミリー、引用情報等)を提供しています。
  • 各技術分野別ごとに高度な専門知識をもつ熟練のネイティブサーチャーチームが繁体字/簡体字のキーワードを精査し、場合によってはさらに英語のキーワードも加えて母集団の検証を繰り返しつつ、精度の高い検索式を作成します。
  • 中国語簡体字/繁体字の変換、同音異字の変換、出願人ツールなど、長年の実務経験から様々な支援ツールを活用し、検索漏れを抑えています。
  • 特許スクリーニング、クレームの精読についても、熟練のネイティブサーチャ―が直接原文の確認を行うため、信頼性の高い調査結果を提供することが可能です。
  • 台湾特許のパテントマップ作成、台湾企業の技術動向調査などのご依頼にも対応しております。もちろん、繁体字の翻訳サービスもお任せください。

 

 

ということで、台湾特許調査の外部委託をご検討されている方は、ぜひ一度アイアールにご相談ください!