記事・コラム

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中国知財/法務ニュース・コラム(2019年3月)

電源タップに関する中国特許訴訟
2019.3.22《中国専利ニュース》

中国で過去最大の専利侵害訴訟、損害賠償請求額は160億円!

中国で知的財産権保護の気運が高まる中、知的財産権の侵害に係る損害賠償も数千万元レベルに達することが珍しくなくなっている。
しかし、そのような流れの中でも桁外れの約10億元(約160億円)の損害賠償を求めた「電源タップ」に関する専利権侵害訴訟が注目を集めている。

・・・続きは中国専利ニュースをご参照ください。

中国のアパレルブランド商標
2019.3.22《中国商標コラム》

確信犯?芸能人プロデュースのアパレルブランド「MLGB」、公序良俗違反で商標無効に

略語にはいろいろな意味がありますよね。
弊社も「日本アイアールのアイアールって何の略?」と聞かれることがしばしばですが、
勿論「Investor Relations(投資家向け広報)」なわけはなく、昨今カジノ方案で話題の「Integrated Resort(統合型リゾート)」であるわけもなく、「Information Retrieval(情報検索)」が正解です。
創業当時の1974年、将来こんなに沢山の「IR」が生まれるとは想像できなかったと思いますが・・・。今回はそんな略語にまつわる商標登録のお話です。

・・・続きは中国商標コラムをご参照ください。

フィギュアスケート
2019.3.20《中国著作権ニュース》

「スポーツの著作物」を条文に加えよ!中国で著作権法改正に大胆提案

スポーツの中には、例えばフィギュア・スケートのようにその演技の芸術性が人々を魅了する競技が多く存在する。果たしてその演技は著作権法による保護を受けられるものなのか?この問題は1990年代から国際的な議論の的となっており、著作物のそもそもの定義に該当するか、若しくは舞踊の著作物と見なすことができるか、という論点から肯定説・否定説が生まれてきた。現在、中国で開催されている全人代では様々な法律の改正について検討が行われているが、その中で、著作権法の改正にあたり「スポーツの著作物」の存在を認めよ、という主張が注目を集めている。

・・・続きは中国著作権ニュースをご参照ください。

上海の街並み
2019.3.22《中国法令ウォッチング》

 ~ ついに終わりを告げた「外資三法」時代、中国で「外商投資法」可決 ~

2019年3月15日、第3期全国人民代表大会(全人代)第2回会議で「外商投資法」が可決され、2020年1月1日より施行されることが決定しました。外国企業の中国における会社設立にあたっては、これまで長きに亘り「中外合資経営企業法」「外資企業法」「中外合作経営企業法」といういわゆる「外資三法」が適用されてきましたが、今般の「外商投資法」は、変化する社会のニーズに対応すべく三法を一本化し、外国企業の投資の利便性を高めることを目的としています。内容については今後補足されるであろう実施細則その他の関連規定を含め十分に検討する必要が
ありますが、ともかく外国企業にとっては数十年に一度の重要な改革と言っても
過言ではないでしょう。

・・・続きは中国法律ニュース最新号をご参照ください。

文字
2019.3.20《中国商標実務レポート》

商標の構成要素が多い場合、どう出願すればいい?

今回は、商標の構成要素が多い場合に、組み合わせ商標と単独商標のどちらで出願をすべきかという点についての考え方をご紹介いたします。
現代企業の主力マークといえば、図形・文字・アルファベットなど、多くの要素によって構成される場合が多いでしょう。
では、この様な複雑なマークについて、商標権を獲得したい場合、組み合わせて1件の商標として出願する、と要素別に分けて数件の商標として出願する、どちらがいいでしょうか。

・・・続きは中国商標専門サイトのHLE(北京アイアール)による中国商標実務レポートをご参照ください。