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筋の良い研究テーマの発掘法

想像力を共有・強化・継承する「筋の良い研究テーマの発掘法」

本書の特長

本書及び本書で紹介するツール「MEMOLOG-a」は、既に頭の固くなった技術開発のベテランと、いま最もクリエイティブであり得る年代にいる若いエンジニアとの激論の結果生まれたものです。若い人にも、ベテランにも、世代を越えて面白く読んでいただけると思います。同じ土俵で議論・検証をし、製品・技術開発をよりクリエイティブなものにしていくべきです。まず我々が抱える問題の本質を考え、そしてその打開策を具体的に考えましょう。できれば皆で議論・検証すると良いと思います。そのための材料を揃えた本です。

他社特許への侵害を防ぎ差別化技術を生み出す

  1. 筋の良い研究テーマを生み出す投資はたかが知れている
  2. 実験研究をやる前に調査研究をやる
  3. 単なる統計処理をパテントマップと言って遊んでいる場合ではない
  4. 創造力の要は情報活用にある。情報を活かすも殺すも人間の知恵、智慧次第である
  5. どのような情報でも、それを整理加工しなければ役に立たない
  6. 創造を共存すれば、儲かる「ネタ」はどんどん生まれる
  7. 差別化とは構造化、再構造化された情報を持つことである
  8. 巨大なゴミ情報を共有して喜んでいる場合ではない

目次

第一章 技術開発現場の過去と現在
1.過去の研究開発
1-1.企業の生い立ちと成長
1-2.過去のプロジェクトは大型
1-3.課題解決能力を期待
1-4.トップダウンの決定
1-5.質の良い兵隊とピラミッド組織
1-6.課題創出を任されると不幸
2.成熟期・衰退期の問題点

第二章 小さな研究開発システム
3.小グループが中心の研究開発
3-1.製品と要素手段
3-2.研究と開発
3-3.コンセプトの分類
3-4.「開発」への移行
3-5.「研究」の役割
4.コンセプト研究と発想のプロセス

第三章 日本の抱える真の問題を摘出する
11.日米の差
11-1.ドライビングフォースとニーズ
11-2.「情報」と組織について
12.「記憶力」と高齢化
12-1.記憶力の低下は創造力を低下させる
12-2.組織は個人の記憶力を補う
12-3.技術の国内型空洞化 組織としての記憶力
13.「時間」と「ドライビングフォース」

第四章 現状打破の具体的活動
15.時間とドライビングフォースを生む
15-1.必要な時間を生み出す
15-2.筋の良いコンセプトに対価を払う
16.目標は素質のある人間が創造力を発揮できるシステム
16-1.構造化情報の生産と流通のシステムを作る
16-2.プロジェクトチームを作る
17.最新のドライ「技術」を活用する
17-1.個人の創造力の強化が可能
17-2.組織で創造力を共有・強化・継承出来る
17-3.逆平等が打破出来る
17-4.誰でも簡単にデータベースを構築・活用出来る
18.意識して残したい日本のメリット

第五章 筋の良いテーマとは
19.筋の良いコンセプトを考える
19-1.筋の良いコンセプトはどれか
19-2.企業の望む独創性・創造性
19-3.どちらが安易な道か-課題解決と課題創出
20.コンセプトの中味
20-1.目的コンセプトと手段コンセプト
20-2.筋の良いコンセプト
21.現行テーマの評価
22.従来のコンセプト形成

第六章 創造力と創造のプロセス
23.構造化した情報は創造力
23-1.創造力と発想の転換
23-2.「発想の転換」は情報の構造化・再構造化である
23-3.「初期情報」と「構造化情報」
24.創造のプロセス

第七章 創造力の共有が可能だ
25.従来の情報の構造化と問題点
25-1.従来の情報の構造化の例
25-1-1.文献カードを使う
25-1-2.表計算ソフトを使う
25-2.従来の手法・手段の問題点
25-2-1.表構造のデザインが手間
25-2-2.多数の表を管理しきれない
25-2-3.ある時点での創造力が精一杯
25-2-4.解析能力が不十分
26.創造力を共有するには

第八章 実際に創造力を共有する
32.実際に創造力を共有してみた
32-1.乳化重合タイプ液状感光性材料
32-2.メタロセン触媒によるオレフィン重合
33.まとめるとこんな表になる
33-1.スペシャリティーケミカル分野
33-2.表面実装材料及び技術
34.結び
35.軽部征夫氏の講演会より
36.お礼とお願い

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発行:日本アイアール株式会社 知的財産活用研究所