世界の人々にものごとを伝えて正確に理解してもらうには文書は論理的に記述する必要がある『明快な表現』ということに対して日本人はあまりにも無頓着で何の努力もしていない 技術の説明には文才は要らない 事実をありのままに記述するだけで良い 必要なのは読み手に理解してもらおうという『心』である

国際特許出願明細書の文章は

他言語に変換(翻訳)することを

意識して日本語文章を書くこと

日本語文章は論理的にそして

簡潔に記述すること

論理的に記述された日本語であれば

翻訳者の負担は軽く、能率があがる。

しかも誤訳がなくなる

世界から日本人の知性が問われている

Knuth教授の英作文指導より スタンフォード大学計算機科学科Try to make sentences easily comprehensible from left to right 米国の大学では、徹底した指導によって結論・判断が先行(主節)具体的説明は後続(従節)という学術的文体を、学生に習得させている。具体的な事柄を概括する語、または上位の概念を表わす語を用いて概念を先に述べ、次に具体的な事柄を記述する。こうすると、左から右へと文章の流れに沿って筆者の認識内容を、読者が理解しやすい。TEXの開発で著名なKnuth(スタンフォード大学)は、“Mathematical Writing”のなかで、学習者の数学論文を添削例を多数表示して、語っています。

特許明細書は技術の説明であり、「法的事項」の記述ではない

わかりやすい文章とは 1.文章はなるべく短くする★長文は悪文 2.文章に流れを持たせるようにする★くどい、しつこいはゴミ溜めと同じ 3.どちらともとれる文章にしない ★一義的に解釈できるようにする 4.動詞を意識する。主語は? ★「何を、どこに何する」主語と目的語を選ぶ

  1. 日本の技術者は、文章で論理的に事実を説明する訓練を受けていない。学校においても、社会に入ってからも、論理的に明確に、明快に記述する訓練は行われていない。

  2. 従って、日本の技術者は論理的に表現する必要性に対する認識の薄さと、その結果として出くる、表現方法の錬度を高める努力が欠如してる。

  3. 製品の生産方法や品質では日本は世界の頂点に立つことができている。しかし、そのことを説明するために必要な「言語」については誰も改善に取り組んでいない。だから「どのように書くべきか」の標準仕様書が社内に存在していない。

  4. 日本の外に一歩出ると誰も理解できない不明瞭な日本語や英語で、発明から製品まで、生産方法から社会システムまで、記述しているがために、企業の輸出で稼いだお金の何パーセントかは言語不備のために失っている筈だ。統計に表れることはないが、有形無形での損失は極めて大きいと思う。

この資料を手にしたあなたへ『おまけ』

1. 水平思考と垂直思考
 
 ★水平思考は広く、垂直思考は深く

2.漏れがないか、しつこくないか
   ★漏れは5W2Hで検証
   ★ダブりの最小化を計る

3.いつもWhy、何かあったらWhy

4.「である」「でない」の区別を明確に

5.構成要素は図解で分析

6.大小の関係、因果関係を明確に

 

  1. できるだけ能動態で書くこと
  2. 動きを動詞で表すこと;名詞で示さないこと
  3. 長ったらしいフレーズをやめて簡潔にすること
  4. 前置詞先頭の句をベタベタと連結しないこと
  5. it is,とthere isという表現は曖昧になるから、なるべく避けること
  6. 抽象的な名詞は、できるだけ使わないこと
  7. 一見、高級そうな単語は使わず、基本単語を使うこと
  8. 名詞をベタベタと連結はしないこと
  9. 文章として完結していること(動詞のない文章はペケである)
  10. 修飾語や修飾句はその修飾先の近くに置くこと
  11. 1つの文章の中に概念の違うものは入れないこと
  12. 代名詞をハッキリさせること (主語を指しているのか、目的語を指しているのか)
  13. コンマの使い方をいい加減にしないこと
  14. 1つの文章の中に同等の重要度を持つ句や節をたくさん入れないこと
  15. 1つの文章の中に否定、肯定をゴチャ混ぜにしないこと、否定は1つにすること

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